カラオケ作ってみた その8

《 各パートを録音 ③ 》

こないだの、Cubase LE 上の、21~30小節間における
「String 音」の処理について、少しだけ詳しく説明します。

こういう楽譜でしたね

画像①
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それで、この楽譜のままをシンセで直接に発音させると
キーキー! と、とんでもない音として、また急に音が
立ち上がりますから、いかにも
「キーボードというボタンを押したら板こんにゃくのような
 形状の音の塊が出てきました!」
というような印象の音しか聞こえてきません。

これを解消するには、
① 音符の長さに対する音の立ち上がり毎に音符を類別
② 音符をキーエディタに移植し、微妙な長さ等を調節
③ 類別した音符毎に発音した音毎にトラックを作り録音
④ 各々の録音したトラックを合体して別トラックに録音
⑤ コンプやリバーブ等を実際にカマして、意図した長さ
  の音を発音してるか確認
⑥ 長さと同時に、別々の録音どうしの音が連続した時の
  音質に、許容範囲を越えた違和感はないかを確認


これらの行程を何度か繰り返してやっと、思う楽器の音
聴こえてくる、、、ということなんですが、具体的に見ると

例示の楽譜ですと、
・ 付点四分音符以上の長さの音符の軍団  と
・ それ未満の長さの音符の軍団      とに
分割する選択作業をします

画像②
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この楽譜で色を付けた部分と、そうでない部分にトラックを
それぞれ配分して、その音符をキーエディターに配置します

※ 実際の作業では、元々合体してあった楽譜が
  SongWriter からデータが移植されてますから、
  もうひとつの別 MIDI トラックを生成してそこに
  同じものを一旦配置して、そこから不要な部分を
  間引く、という作業になります

画像③
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そして、それぞれの Key Editor 上にあるノート指示による
演奏を録音していくのですが、短い音の連続の譜面軍団は、
割とそのままスンナリと録音して、次に備えるのですが

長音の部分は、楽譜通りの長さで良いのか、途中で
立ち上がりの調節をしないといけないのではないか、
等々考えながら、並行して、音色の柔らかさや、
シンセ特有の、伸ばした音が伸ばすほど音量が上がる
ことに対しての対処なんかも考えに入れて
作業を進めなければいけません

面倒なんですが、ここでシッカリ基礎的な音を作り込んで
おかないと、あとでまた、譜面の長さの調整から始めて、
無用な録音を繰り返すハメになります

実際、幾度か音が出来上がってから「あ”ぁ~~!!」と悲鳴
をあげて、そのパートだけ MIDI データのやり替えから
再録音して、まるまる作り直しました

機械的なやりかたはここまでです

次回以降には、イコライザーやコンプ、リバーブなんかを
絡めた細かい音作りの詳細を書いてみます

このへんでは、私も大いに勉強をさせていただきました

ではまた、次回!

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